仕事の進め方を学ぶ
画面共有の前に何を確認する?
Google Meetで、見せる範囲と切り替えをリハーサルする

インターンで画面共有の確認をするなら、接続の確認だけでなく「誰へ、何を、どの画面で見せるか」を準備しましょう。この記事は面接ではなく、仕事の資料説明を想定します。Google Meetのパソコン版を例にした編集部の練習案です。
共有前に参加者と見せてよい資料をそろえ、必要なタブやウィンドウに対象を絞ってください。練習相手に見えている内容を確かめ、資料の切り替えと共有停止まで一度試しましょう。想定外の画面が出たら、説明を続けず先に共有を止めます。
目次読みたい項目から確認できます
参加者と、画面で見せてよい範囲を照合する
最初に、説明する相手を確認します。社内の会議か、取引先が参加する会議か、途中から別の人が入る予定があるかを主催者へ聞く案です。その参加者へ見せてよい資料を担当者に確認してから、練習用の画面を整えます。
資料を共有フォルダで読めることだけで、会議の全員へ見せてよいと判断しないでください。許可されたページ、数値の範囲、説明から外す部分を決めます。必要なら、説明用に確認された資料を受け取りましょう。
仮に取引先Aへの説明なら、B社の名前や比較中の社内メモを見せる前提にしないでください。資料以外に、タブの表題、開いている会話、ファイルの一覧など、今回の説明に不要なものを閉じる案です。端末や保存先の基本は仕事の情報管理の確認で整理できます。
タブ・ウィンドウ・画面全体を目的で選ぶ
Google Meetのパソコン版では、画面下部の画面共有から、タブ、ウィンドウ、画面全体のいずれかを選んで共有できます。
出典:Google「ビデオ会議中にプレゼンテーションを行う」(冒頭のヒント/ビデオ会議中に画面を共有する。公表・更新日:記載なし、確認日:2026-10-13)。
編集部は、一つのウェブ資料を示すなら該当タブ、デスクトップアプリの資料なら該当ウィンドウを候補にする方法を提案します。画面全体を選ぶ前に、複数のアプリを映す必要が本当にあるかを担当者と確かめてください。
| 説明したいこと | 練習で選ぶ候補 | 開始前に確かめること |
|---|---|---|
| ブラウザ上の説明資料だけ | 対象のタブ | 同じ題名の別タブを選んでいないか |
| 一つのアプリ上の操作 | 対象のウィンドウ | 正しい資料が開かれているか |
| 複数アプリをまたぐ実演 | まず共有を止めて切り替える案を検討 | 画面全体が必要なら、映る範囲と許可を確認 |
選択画面の小さな表示だけで決めず、共有する候補の名前と中身を事前に照合しましょう。画面全体を選べば作業が楽だから、という理由だけで範囲を広げないようにしてください。会社から指定された方式がある場合は、その範囲で練習します。

練習相手に、表示されている内容を言ってもらう
架空の説明資料三枚を使い、社内の許可された練習会議で試す設定です。一枚目は概要、二枚目は比較表、三枚目は確認したい質問とします。実在の顧客情報を入れず、資料内へ「練習用」と表示してください。
- Meetへ参加し、共有する資料のタブを確認する。
- 画面共有からそのタブを選び、共有を開始する。
- 練習相手へ、見える表題とページを言ってもらう。
- 二枚目へ進み、表の見出しと値が読めるか尋ねる。
- 共有を停止し、資料の表示が終わったか相手に確認する。
「見えていますか」への一言だけで終えず、「資料の表題は何と表示されていますか」「二列目の見出しは読めますか」と具体的に聞く案です。自分の画面の文字の大きさだけで判断せず、相手の画面で確認してください。
読めなければ、表示倍率や見せる範囲を調整し、もう一度同じ箇所を聞きます。説明のために見せる情報を減らす場合も、比較に必要な条件や注記を隠さないようにしましょう。構成自体を整理したいなら改善案を伝える資料の組み立てへ戻れます。
資料を切り替える瞬間と、音声を別に試す
次は、比較表から別の資料へ移る練習です。新しい対象に社内メモがないかを確認するため、一度共有を止めてから準備し、対象を選び直す方法を提案します。必要な資料を探す間、共有したままファイル一覧を開き続けないようにします。
切り替えたら、相手へ新しい資料名を伝え、同じものが表示されているかを確認してください。「こちら」と指すだけでなく、「資料Bの冒頭を表示しました」と言葉を添える案です。切り替え前の画面が残っていたら、内容の説明へ進まず共有対象を確認します。
動画や音声を使う予定なら、音が相手へ届くかを別のテスト項目にします。映像が見えることを音声の確認と兼ねず、使う端末・ブラウザ・会議設定で短いテスト素材を再生してください。設定の名称が案内と違う場合は、無関係な権限を追加せず管理担当に相談しましょう。
共有できない・違う画面が出たら、先に止める
Googleの公式ヘルプでは、管理者の設定や会議主催者の管理によって、画面共有が無効になっている場合があると案内されています。
出典:Google「ビデオ会議中にプレゼンテーションを行う」(冒頭のヒント/ビデオ会議中に画面を共有する。公表・更新日:記載なし、確認日:2026-10-13)。
共有のボタンが使えない場合は、資料の不具合と決めつけず主催者へ状況を伝えてください。会社の端末設定を独断で変えたり、別の個人アカウントへ資料を移したりせず、許可された代替方法を聞きます。
誤った画面を出した場合の練習もしておきましょう。「共有対象を確認するので、いったん止めます」と伝え、停止してから対象を直します。見せてはいけない情報が映った疑いがあれば、何を、いつ、どの参加者のいる場で表示したかを責任者へ報告してください。
その場で「誰も見ていません」「録画されていません」と決めつけないようにします。事故の確認や追加連絡は勤務先の手順に従ってください。相手へ証拠画面の転送を勝手に求めず、二次的に情報を広げない扱いを担当者と相談します。
本番用の一行メモと、終了の動作を残す
リハーサルが終わったら、会議名、共有する対象、最初のページ、切り替える箇所、トラブル時の連絡先を一行ずつ残します。準備のチェックだけでなく、共有停止を最後の手順に入れておきましょう。
本番では、参加者や説明資料が練習時から変わっていないかを確認します。追加の資料をその場で求められたら、共有許可と中身を確認してから表示してください。自分が読める資料を、会議で次々に開く実演にはしないようにします。
説明が終わったら、会議から退出する前に共有を止め、次の作業へ移る案です。今日の練習は、架空の資料一つを正しいタブで見せ、相手に表題を確認してもらい、停止するところまでにしましょう。見せ始める操作と、見せ終わる操作を一組で覚えてください。