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マーケティングと営業のインターン、何が違う?

インターンの担当作業と成果物から、選ぶ基準を作る

下剋上インターン編集部公開

木製の机に置かれたノートパソコンと方眼ノート、ペン

マーケティングと営業のインターンで迷うなら、職種名だけで決めず、何を作り誰へ渡すかを比べましょう。この記事ではWebマーケティングと反響営業を例に、架空の作業を最後までたどります。求人全体を二分する定義ではありません。

先に結論

担当する相手、作業、成果物、確認する人を同じ欄に並べて比べましょう。広告案を作る仕事と問い合わせに答える仕事を仮の例で試し、興味のある工程を募集元へ確かめてください。

目次読みたい項目から確認できます

まず職業の説明を読む

厚生労働省のjob tagは、Webマーケティングの仕事として、Webを利用した市場調査、広告出稿、サイト訪問者のニーズ分析などを挙げています。

出典:厚生労働省 job tag「Webマーケティング(ネット広告・販売促進)」(公表・更新日:記載なし、確認日:2026-10-11)。

job tagでは、反響営業を、問い合わせのあった顧客に対する営業活動として説明しています。

出典:厚生労働省 job tag「営業の仕事」(公表・更新日:記載なし、確認日:2026-10-11)。

これらは職業の説明です。学生が担当する範囲や、特定企業のインターンの業務を保証するものではありません。ここでは、この二つを仕事の中身を質問するための入口として使います。

「マーケティングなら必ず企画から担当できる」「営業なら一人で契約まで担当する」とは決めないでください。応募前に、最初の担当作業と、他の担当者へ渡す地点を聞きましょう。

比較するのは、肩書きより作業の単位

募集文から「調査する」「文章を書く」「連絡する」「説明する」などの動詞を取り出してください。その動詞だけでは、何をもって完了とするのかが残ります。対象と成果物を続けて書きましょう。

  • 何を扱うか:広告原稿、閲覧データ、問い合わせ内容、商品条件など
  • 何をするか:分類、集計、案の作成、質問、説明など
  • 何を残すか:分析メモ、原稿案、応対記録、比較資料など
  • 誰が確認するか:担当社員、チーム責任者など、募集元に聞いて記入

「SNS運用を任せます」だけなら、投稿案までか、公開操作までか、数値の確認までかを分けて聞きます。「営業を任せます」でも、問い合わせへの初回応答と商談では確認したいことが異なります。役割が曖昧な部分を、勝手に魅力的な仕事で埋めないでください。

白い木製の机に広げたノートとペン、眼鏡

同じサービスで二つの仕事を試す

以下は、架空の作業スペースを題材にした練習です。実在する会社、募集、成果ではありません。サービス条件は「一人席と会議室がある」という設定だけを使います。料金や空き状況は未設定です。

Webマーケティング側の仮の課題は、「初めて利用する人向けの案内ページ案を作る」です。まず、分からない条件を列挙します。利用人数、予約方法、通話可否、料金、空席の確認方法が必要だと考えたら、掲載担当へ確認する質問にしてください。

完成例は、見出し「一人で集中する席と、打ち合わせ用の会議室を探す方へ」、本文案「利用人数と目的を確認し、席の種類をお選びください」、未確認欄「料金・予約方法・通話可否」です。未確認の条件を広告表現で言い切らない構成にします。

反響営業側の仮の課題は、「会議室を使いたいという問い合わせを受け、確認事項をまとめる」です。利用日、人数、用途を尋ね、回答の根拠になる施設条件を担当者へ確認します。

完成例は、「十月二十日に四人で打ち合わせ。空き状況と利用料金は担当者へ確認中。返答は相手の希望するメールで行う」という応対メモです。ここでは予約確定や料金案内まで進めません。未確認の情報を回答しないことも作業の一部として設定しています。

成果物を並べて、興味を確かめる

二つの練習を終えたら、どちらが華やかに見えるかではなく、自分がもう一度取り組みたい工程を選んでください。これは適性検査ではありません。選んだ仕事への適性や就職結果を判定する表ではなく、次の質問を作るための振り返りです。

  • 案内ページ案:どんな情報を先に示すか、文章や並び順を考える工程に関心があるか
  • 応対メモ:相手の状況を聞き、説明に必要な情報を確かめる工程に関心があるか
  • 共通部分:条件を調べ、担当者に確認し、未確認を残す作業にどう取り組んだか
  • 追加で知りたいこと:数値を見る仕事、対話する仕事、公開後の見直しなど

どちらも試してみたいなら、そのまま二つを候補に残して構いません。「マーケティングを選ぶには営業を避けなければいけない」といった二択にせず、募集ごとの担当範囲で比較しましょう。

面談で聞く質問を具体化する

「成長できますか」だけでなく、成果物と確認の場面を質問してください。例えば、「最初の一か月で学生が作る資料の例を、公開できる範囲で教えてください」と尋ねます。顧客の秘密が含まれる実物を無理に求めず、説明や架空の例でも確かめましょう。

  • 原稿案を作る場合:誰が修正し、何を基準に公開を判断しますか
  • 問い合わせ対応の場合:学生が答えてよい範囲と、引き継ぐ条件は何ですか
  • 数字を扱う場合:どの指標を、何の判断のために見ますか
  • 担当が変わる場合:変更の条件と、事前の相談方法を教えてください

返信を比較表に戻し、「説明を聞いた」「条件が書面で確認できた」「まだ未回答」を分けます。説明だけで不足する部分は追加確認し、募集名から仕事内容を推定したまま決めないでください。

応募前に一枚の比較メモへまとめる

最後に、「募集名」「最初の作業」「自分が作るもの」「確認する担当者」「続けて知りたいこと」の五欄を一枚にまとめましょう。仮の作業で興味を持ったことと、実際の求人で担当できることは別欄に置きます。

例えば、広告案に興味を持ったのに応募先の初期業務が集計中心なら、その違いを質問します。集計から企画へ進めると勝手に期待せず、担当の変化があるのか、ないのかを確認しましょう。

職種名の印象が変わっても、それだけで候補を捨てる必要はありません。納得できる担当作業、働ける条件、確認できた支援体制を合わせて判断してください。仕事内容の比較と契約条件の確認を、どちらか一方で済ませないようにしましょう。

次に進むための確認

ここで作ったメモを、応募先や大学へ確認する際に使ってください。職種や働き方も整理したい場合は、下剋上インターンのLINE面談予約へ進み、相談したい点を伝えてください。特定の募集の有無や受け入れ条件は、相談時に確かめましょう。

関連する手順は、営業の種類、職種研究の方法も参照してください。

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