学業との両立
長期インターンと大学を両立するには
通常週と試験前の予定を分けて考える

長期インターンと大学の授業、バイトは両立できるのか。予定表に勤務日を入れる前に、課題・移動・休む時間まで残せるかを確かめてみてください。ここでは、自分の時間割から参加できる範囲を出す手順と、試験前に調整するための相談項目をまとめます。
授業・課題・移動・休む時間を先に確保し、残った範囲から勤務日を決めましょう。
通常週と試験前を別に組み、必要な調整を応募先と確認してから参加を決めてください。
目次読みたい項目から確認できます
まず「空き時間」ではなく、使える時間を書き出す
時間割の空欄を、そのまま勤務時間にしないでください。授業の予習・復習、レポート、通学、食事、睡眠を先に置きます。
バイトや部活の予定がある人は、確定している日と、まだ変更を相談できる日を分けましょう。
- 必修・実験・ゼミなど、動かせない予定を入れる
- 課題と試験勉強の時間を入れる
- バイト・部活・通学の時間を入れる
- 休む時間を残し、勤務候補を丸で囲む
授業の間に2時間空いていても、往復の移動が必要なら、その2時間すべてを勤務には使えません。応募先が決まるまでは、移動時間を「未確認」として残してください。
リモートを希望する場合も、研修や会議への出席方法を確認しましょう。
時間以外の条件も整理したいときは、長期インターンの探し方を合わせて読んでください。

通常週の仮予定を、家を出てから帰るまでで作る
候補の曜日には、家を出てから帰るまでの予定を入れます。勤務時間だけでなく、集合前の移動、研修や振り返り、帰宅後の準備まで確認してください。
「週に何日」という数だけで決めず、一日ごとの開始・終了と、前後の予定を見ましょう。集合時刻や休憩の扱いが未確認なら、担当者に聞いてから予定表を確定します。
長く空く曜日がないなら、短時間で参加できるかを問い合わせましょう。短時間勤務を認める条件が確認できるまでは、参加できると約束しないことが大切です。次の節の仮の比較表を使い、通常週と試験前の違いも確かめてください。
試験前・実習期間は、通常週とは別の予定にする
普段の一週間が組めても、試験や実習のある時期まで同じ日数で動くとは決めないでください。大学の学年暦と授業の案内を見て、試験、集中講義、実習、研究発表などの予定を確認します。
次の二つのメモを用意すると、相談内容を具体化できます。まだ日程が分からない部分は、予想と確定を分けて書きましょう。
- 通常時:参加できる曜日、月の日数、開始・終了の希望
- 学業が重なる時期:参加が難しい期間、分かる予定日、相談したい日数
「試験前は休めますか」に加え、「いつまでに申請しますか」と聞いてください。「月の最低日数を下回る場合はどう相談しますか」も確認します。
返事がない段階で、減らせる前提の予定は組まないようにします。
土日中心にするとしても、週末の勉強時間は別に確保しましょう。試験前の週末まで勤務で埋める必要があるなら、その組み方を続けるか、開始時期を変えるかを考え直してください。
次は、同じ学生の通常週と試験前を比べる仮の例です。実在の学生の勤務記録でも、下剋上インターンの休暇制度でもありません。
| 項目 | 通常週(仮) | 試験前(仮) |
|---|---|---|
| 土曜 | 勤務7時間+移動2時間+振り返り30分 | 勤務を休み、試験勉強に使いたい |
| 日曜 | レポート3時間と休息 | 試験勉強と翌週の準備 |
| 決める前の確認 | 集合・休憩・終了の扱い | 休めるか、最低日数と申請期限を相談 |
通常週の土曜は合計9時間30分です。試験前に同じ勤務を残すなら、その時間を引いた後でも必要な学習時間が残るかを確かめます。足りない場合は、休みが承認される前提にせず、日数の変更や開始時期を相談してください。
応募先に確認するのは、勤務日数だけではない
厚生労働省は、労働契約を結ぶ際に明示する項目として、就業場所・業務内容や、始業・終業の時刻、休憩時間、休日などを挙げています。
出典:厚生労働省「採用時に労働条件を明示しなければならないと聞きました」(公表・更新日:記載なし、確認日:2026-10-10)。
応募先とは、雇用契約かどうかも含めて契約の形を確認したうえで、次の項目を照らし合わせましょう。ここでは、自分の予定を判断するための確認項目として使います。
- 最低日数・時間と、その数え方は週単位か月単位か
- 研修はいつ、どこで行い、どれくらい時間を取るか
- 勤務場所、集合時刻、終了時刻はどう決まるか
- 勤務外の会議や連絡への対応は必要か
- 試験、実習、履修変更があったときの相談先は誰か
回答は募集要項と一緒に残し、未確認の欄を空白にしたまま開始を決めないでください。仕事内容によって何を聞くか迷うなら、営業インターンの種類と選び方も参考になります。
バイトも続けたいときは、残す予定の優先順位を決める
両方を続けたいなら、それぞれで確保する日数を先に書きましょう。今のバイトを減らすことが必要になっても、インターンの開始日や条件が決まる前に退職を決める必要はありません。
バイト側のシフト変更の手順も確認してください。
判断が止まったら、予定を分けます。「学費や生活費のために残したい勤務」「卒業のために必要な授業」「取り組みたい経験」の三つです。
そのうえで、すでに入っている予定を無断で変えるのではなく、変更できる相手と時期を確認します。
休息を削ることだけで成立するなら、候補日を減らして再計算してください。自分の中で決めた上限を、採用されたい気持ちから広げないことも、参加前の大事な判断です。
始めた後は、予定と実際の差を見直す
自分用の確認日を決め、授業・課題・勤務・移動に使った時間を見返しましょう。例えば、最初の2週間の終わりに次の三つを点検します。これは振り返りの提案で、研修期間の基準ではありません。
- 提出物や授業への出席に影響が出ていないか
- 予定より帰宅が遅くなった日は、何が原因だったか
- 休息や翌週の準備の時間を残せているか
見直しが必要なら、困っている事実と希望する変更をセットで相談します。期間と条件を具体的に伝えてください。
例えば「来月は実習があるため、この期間の参加日を減らせるか確認したい」と伝えます。無断で欠勤する前に、連絡方法と相談先を確かめましょう。
下剋上インターンで相談するときの条件例
下剋上インターンが自ら運営する店頭・催事の現場は、月6日〜・土日のみでも参加でき、続ける期間は6ヶ月〜です。紹介先の条件は案件ごとに違います。
試験月の調整や研修の曜日まで、この条件だけで判断しないでください。
下剋上インターンの面談は30〜60分のオンラインで、選考ではなく、準備は要りません。企業との面談から先は選考です。時間割がまだ決まっていなければ、その状態から話してかまいません。
この記事のメモは、考えを整理したい人向けの道具です。
今できる一歩は、次の一週間で動かせない予定を確認すること。参加日を増やすことより、約束できる範囲を自分の言葉で伝えることから始めましょう。
出典:株式会社As「下剋上インターン」自社現場の条件・面談の流れ(公表・更新日:記載なし、確認日:2026-10-10)。