下剋上インターンガイド一覧

学生のための実践ガイド

インターンのフィードバックはどう頼む?

下書きの見てもらい方から、修正・再確認までの具体例

下剋上インターン編集部公開

白い木製の机に広げたノートとペン、眼鏡

インターンでフィードバックをもらうときは、成果物と、判断してほしい点を一緒に示しましょう。この記事は、下書きの確認依頼を作り、返答を修正へつなぐ練習です。日々の感想を書く振り返りとは分けて扱います。

先に結論

何を作るための下書きか、どこまでできているか、何を確認してほしいかを短く伝えましょう。返答は自分の修正案に置き換えて確認し、直した箇所と残った疑問を添えて再提出します。

目次読みたい項目から確認できます

見てもらう前に、目的を一行で置く

慶應義塾大学メディアセンターのKITIEは、レポート作成の手順として、課題の趣旨を理解し、アウトラインを作って下書きし、仕上げる流れを示しています。

出典:慶應義塾大学メディアセンター KITIE「レポートを書く」(公表・更新日:記載なし、確認日:2026-10-11)。

この資料は大学のレポート作成についての説明です。インターンの評価制度を示すものではありません。ここから先の確認依頼や文例は、本記事が仕事の下書き確認用に提案する手順です。

最初に「誰が、何を判断するための成果物か」を書きます。目的が不明なら、完成させる前に依頼者へ確認しましょう。「きれいな資料にする」という自分の目標と、依頼された用途を混ぜないでください。

次に、提出物の版を決めます。資料名、作成日、修正番号を一緒に伝え、どの下書きを見てもらうのかをそろえましょう。共有先は職場が指定した範囲に限定し、機密情報を私用の共有サービスへ移さないでください。

質問を三種類に分ける

確認依頼には、次の三種類を使ってみましょう。すべてを毎回尋ねる必要はありません。今の段階で直せることに質問を絞ります。

  • 方向:依頼の目的に合う内容を選べているか
  • 内容:根拠や条件が不足している箇所はどこか
  • 仕上げ:提出先に合う表現や読み順になっているか

例えば構成が未確定なのに、文字の色だけを相談する必要はありません。「目的に対して項目が足りるかを先に見てほしい」と優先順位を示してください。相手から別の優先点を指定されたら、何を先に直すかを確認し直します。

「どうですか」より、「二ページ目の比較条件が判断材料として足りるか、見ていただけますか」と対象を示しましょう。自分が迷っている理由も一文添えます。相手が答える前から、特定の褒め言葉や結論を求めないようにします。

木製の机に置かれたノートパソコンと方眼ノート、ペン

確認依頼の完成例

以下は架空の練習です。実在の社員の発言や、下剋上インターンの研修記録ではありません。作るものは、社内で使う作業手順の一枚資料という設定です。

「初参加の人が、共有フォルダの資料を探せるようにする手順案を作りました。下書きv1です。保存場所と開き方を書きましたが、閲覧できない場合の案内をどこへ置くか迷っています。まず、手順の順番と、困ったときの連絡先の書き方を確認いただけますか。提出は明日の午後を予定しています。ご確認いただける時間も相談したいです。」

この例では、目的、版、完成している部分、迷っている部分、見てほしい点、期限の六つを置いています。実際の期限や確認者の都合は、依頼者と合意した内容へ変更してください。

急ぎであれば、勝手に即時対応を前提にせず、確認が必要な理由と間に合わない場合の扱いを相談します。確認を受けていない資料を、承認済みとして他の人へ配らないでください。

曖昧な返答は、修正案で聞き返す

仮に「もう少し分かりやすく」と返ってきたとします。「はい」とだけ答えて全面的に作り直す前に、どの箇所と用途を指すのか確かめましょう。相手の言葉を否定せず、自分が理解した修正案を示します。

聞き返しの例は、「初参加の人が最初に何を押すか分かるよう、入口のリンクを一番上へ移す修正でしょうか。それとも、閲覧できない場合の案内を先に置く方を指していますか」です。二択が合っていなければ、別の意図を教えてもらう余地を残してください。

「まず入口を上に」と確認できたら、修正メモへその内容を残します。自分が追加で考えた改善は、指示と別に記入してください。返答を都合よく解釈して、依頼されていない大幅変更へ広げないようにしましょう。

修正と再確認を一続きにする

同じ仮例で、修正記録を完成させます。形式は、指摘、対応、未確認の三欄です。長い反省文ではなく、変更した場所を確かめるために使ってください。

  • 指摘:入口のリンクを先に見せる
  • 対応:v2の一段目に入口を移し、開いた後の手順を二段目へ置いた
  • 未確認:閲覧できない場合の連絡先は担当者への確認待ち

再提出の例は、「v2では入口を一段目に移しました。手順の内容は変えていません。連絡先は未確定のため確認待ちと表示しています。この配置で用途に合うか、再度ご確認をお願いします」です。

修正したと伝えるだけでなく、直していない点も明示しましょう。返答待ちを空欄で隠さず、正式な連絡先が分かってから公開するなど、次の条件を決めます。誰が最終確認するかも、その人の役割に沿って確認してください。

意見が食い違うときの扱い

複数の人から異なる意見を受けたら、どちらかを勝手に採用せず、依頼の目的と最終確認者へ戻りましょう。「Aさんは順序、Bさんは情報量を指摘しています。今回は初参加者向けとして、どちらを優先しますか」と相談できます。

職場の指示に反することや、秘密を外部へ出すことまで、フィードバックという理由で実施しないでください。分からない指示は対象と許可範囲を確かめ、必要な相談先へ引き継ぎます。

返答がしばらくない場合も、相手の気持ちや自分の評価を推測しないようにしましょう。合意した確認時点になったら、期限と未確認の項目を添えて状況を尋ねます。待つ間は、許可された範囲の誤字確認など、方向を変えない作業にとどめる方法があります。

次に進むための確認

ここで作ったメモを、応募先や大学へ確認する際に使ってください。職種や働き方も整理したい場合は、下剋上インターンのLINE面談予約へ進み、相談したい点を伝えてください。特定の募集の有無や受け入れ条件は、相談時に確かめましょう。

関連する手順は、報連相の組み立て方、メールの書き方も参照してください。

学業との両立・働き方の記事一覧へ →